ピックルボールの魅力とルール

ピックルボールとは

「ピックルボール」って聞いたことあるけど、どんなスポーツなの?

「ピックルボール」をやってみたいけど、ルールがわからない、、、。

「ピックルボール」を体験できる場所ってあるの?

この記事を見ていただいてるということは 現在、こういった悩みを抱えていませんか?

ちょっとマイナーなスポーツなので知り合いに聞いても情報はないし、知らないっていわれてしまうし、、、。

そこで!今回はピックルボールってどんなスポーツか、ルールの概要、どこで体験できるかを初心者向けにシンプルにお伝えしていきます。

最後まで読んで頂ければ、これらの疑問が解決できます!

ピックルボールとは!?

ピクルボールは、1960年代にアメリカで生まれたラケットスポーツです。米国の調査機関、スポーツ・アンド・フィットネス・インダストリー・アソシエーション(SFIA)によれば、ピクルボールの競技人口は全米で890万人と、1年で2倍近くに増加。

その成長ぶりから、3年連続で「米国で最も急成長しているスポーツ競技」と認定されました。

しかし、日本ではまだあまり知られておらず、競技人口は約1,500人とのこと、、、。

日本でも2015年に日本ピクルボール協会が設立され、それ以降は各地での普及が進み、子どもから高齢者までが楽しめる生涯スポーツとしての愛好者が増加しています。

ピクルボールは、バドミントンコートと同じ広さのコートで板状のパドル(ラケット)を使用し、穴の開いたボールを打ち合うスポーツです。

ピクルボールにはダブルスとシングルスの両方がありますが、一般的にはダブルスが主流です。どちらも同じコートの広さを使用します。

ピックルボールの魅力の一つとして、たった1回の体験でラリーを楽しむことができます。

またプレイ中の体力的負担が少なく、体力に自信がなくても大丈夫です!

打った瞬間の音とその感触も格別で、楽しさに引き込まれてしまうことでしょう。

テニス、バドミントン、卓球の楽しさが詰まったラケット競技。

自分に合ったピックルボールの魅力を発見しましょう!

ピックルボールのラリーが続く重要な要素は、「ツーバウンドルール」「ノンボレーゾーン」です。

聞きなれないワードですが、とっても簡単で、たった1回の体験でマスターできます。

ピックルボールのルール

1)ゲームルール

ピックルボールは、3セットマッチまたは5セットマッチで行われることが一般的です。
1セットは11点先取で行います。

ただし10対10になった場合は、テニスでいうデュースの状態となり、2点差がつくまで延長します。

 

2)サーブ

・テニスとは異なり、「アンダーから」しか打ってはいけません。

・最初のサーブを行うプレーヤーは、右側にポジションする人が行います。

・ワンバウンド目は相手コートの対角線にある「サービスコート」に入れましょう。

・サーブ権はダブルスの場合、自分とペア、それぞれにあります。

・サーブ権をもっている方がポイントを取った場合、同じ人がサイドを変えてサーブを打ちましょう。

・ポイントが取れなかった場合は、自分のペアにサーブ権が移ります。

・さらにポイントが取れなかった場合は、サーブ権が相手側に移ります。

※ただし、ゲーム開始時のサーブ権だけは1回目のミス後に、自分のペアではなく、「相手側に移ります」。

これは、サーブ権をもっているときのみポイントが入るというルールのためです。

最初にサーブ権を持ったほうが優位性が大きくならないように配慮されています!

 

3)ポイント

・自陣営に「サーブ権があるときのみ」に入ります。

 

4)スコアの呼び方

ピックルボールでは、スコアを3つの数字で表現するという独特のルールがあります!

ここでは、ピックルボールのスコアの呼び方について詳しく見ていきましょう!

・サーブ権があるチームに対してスコアを呼びます。

・最初はゼロ・ゼロ・ツー(0 vs 0 – 2)から始まります。

  最初の「ゼロ」はサーブ権がある方のスコア、

  次の「ゼロ」はサーブ権のない方のスコア、

  「ツー」は2回目のサーブという意味です。

 例えば、サーブ権のある方が得点を取った場合のスコアは

 ワン・ゼロ・ツー(1 vs 0 – 2)となり、

 次にサーブ権がある方が得点を取れなかった場合は、サーブ権が移るので

 ゼロ・ワン・ワン(0 vs 1 – 1)。

・スコアはサーブをするプレイヤーがサーブをする前にコールしましょう。

※とてもわかりやすい動画を「山口ピックルボールクラブ」さんがアップされていましたので、ぜひご確認ください!

ピックルボール 3つの原則で覚えるカウントコールとルール (youtube.com)

 

5)ツーバウンドルール

サーブを打つ側は、相手のリターンをノーバウンドで打ってはいけません。

サーブの時のバウンドが「ワンバウンド目」、リターンのバウンドが「ツーバウンド目」になり、ツーバウンドさせる前にノーバウンドで打つことを禁止するのが、ツーバウンドルールです。

3球目以降からはバウンドなしで打てるようになり、卓球やバドミントンのような激しい打ち合いが可能になります。

動画の左下の赤いウェアのプレーヤーはノーバウンドでは打てないのでワンバウンドしてから打っています。

6)ノンボレーゾーン

これもピックルボール独特のルールです。

ツーバウンドルールを超えればボレーをすることができます。
ただし、ネットから2.1mの範囲には「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)という、文字通り「ボレーしてはいけないゾーン」が存在します。

テニスとは異なるポイントですね!

ノンボレーゾーンからボレーをすることや、ボレーを打った直後に勢いあまってノンボレーゾーンに体が入ることはファウルとなります。

これは安全性の確保とラリーを続けるための大きな要素となっています。

※ワンバウンドしたボールは中に入って打ってもよいです。

※足がこのノンボレーゾーンの外であれば、手を伸ばしてボレーしてもよいです。

 

ピックルボールに必要な道具

「パドルとボール」があれば大丈夫!

1)パドル

ピックルボールで使用するラケットは「パドル」と呼ばれます。

板状で、卓球のラケットより二回りほど大きく、デザイン・材質など豊富な種類がありますが、今はカーボン製のものが主流です。

 

2)ボール

ピックルボールで使用するボールはプラスチック製で、大きさはテニスボールよりもわずかに大きく、重さはテニスボールの半分ほどです。

ボールは、中が空洞で表面には多数の穴が空いている構造になっています。

空気抵抗が大きく、ラリーの速度が比較的ゆっくりであることが、ラリーのしやすさを生み出しており、老若男女がプレーに参加しやすい理由の一つです。

 

ピックルボールの初心者が押さえるべき基本的なプレー

ピックルボールの最大の魅力は「思った以上に続くラリー」です。

基本となる4つの打ち方ポジショニングを覚えれば、すぐに何往復ものラリーを続けられます!

1)打ち方  

①サーブ 

 ・ラインより後ろから、「アンダー」で打ちます。上から打ってはいけません。

 ・アンダーであれば、ボールを直接打っても、ワンバウンドさせてから打ってもかまいません。

②ストローク

 ・サーブなどのボールを打ち返す、「大きく振る」打ち方です。

 ・まずはパドルの芯にあたる感覚やふり幅と距離感をコートの半分くらいの距離で打ち合って徐々に慣れていくことが近道です。

ディンク

 ・聞いたことがない言葉かもしれませんが、「ネットを超えてから急に落ちるような柔らかい球」を打つことです。

 ・相手に強い球を打たれないように、「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)にボールを落とす柔らかい打ち方で、ピックルボールの醍醐味の一つです。

④ボレー

 ・相手が打った球をダイレクトに打ち返します。

 ・特に「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)のギリギリ後ろに立って、ボレーを打ち合うことが多く、これもピックルボールの醍醐味の一つです。

 

2)ポジション

ポイントを取るためには、前進してスマッシュのような力強いボールや相手が反応できないコースに打つことが効果的です。

そのためには「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)の少し後ろのポジションを取るとポイントを取りやすくなります。

①サーブ側

・サーブをしない人はベースライン前後で待ちます。これは 「ツーバウンドルール」により、ワンバウンドさせてからしか打てないため前に詰めません。

レシーブ後は「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)手前に詰めていくイメージです。

②レシーブ側

・サーブレシーバーはベースラインやや後ろにポジションし、打ち返した後「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)手前にポジションします。

・もう一人のプレーヤーは最初から「ノンボレーゾーン」(通称「キッチン」)手前にポジションし、ボレーに備えます。

この動画の「赤いウェアを着たプレーヤー」を参考にしてください。

ピックルボールを体験してみませんか

The Pickleball Japan さんのサイトにある「イベント情報」の中で、日本全国のイベントがアップされています。

とても便利ですので、こちらでチェックしてください。

イベント情報 | ピックルボールジャパン (the-pickleball-japan.com)

・日本ピックルボール協会のHPからも情報が得られますよ。

協会HP

京都のピックルボールクラブ「FP KYOTO」& 「Kyotanabe Pickleball Club」

筆者は両チームに所属しピックルボールを楽しんでおります。ともに素敵なチームですのでぜひお越しください!

(1)FP KYOTO

20235月に発足したクラブチームです。京都在住の方だけでなく、出張で京都に訪れる方や、観光とピックルボールをセットにして京都を満喫する方なども居られますよ。

1)通常練習

・週1回、2時間〜3時間、京都市内の体育館で練習を行っています。

・参加費は1500円で、パドルも貸し出してくれます。

・室内用シューズを持参ください。

2)合同練習

各地で開催される合同練習会やイベント、交流会などにも参加しています。

3)パドルも購入できます!

体験会で確認した後にお気に入りのものをチームを通じて購入することができます。

4)SNS

Facebookで練習日や体育館などの情報を発信しています。

Facebook

(2)Kyotanabe Pickleball Club

1)通常練習

・週3~4回、2時間〜3時間、京田辺市界隈の体育館やテニスコートで練習を行っています。

・参加費は1500円~1,000円で、パドルも貸し出してくれます。

・室内用シューズを持参ください。

2)合同練習

各地で開催される合同練習会やイベント、交流会などにも参加しています。

3)パドルも購入できます!

体験会で確認した後にお気に入りのものをチームを通じて購入することができます。

4)Instagram & HP

Kyoto Pickleball(@kyotopickleball) • Instagram写真と動画

京田辺ピックルボールクラブ

ピックルボールのマナー

日本ピックルボール協会推奨の「マナー9箇条」です。理解してプレーすると、より楽しくなりますね!

1.最初と最後に挨拶をする

2.相手をリスペクトしクリーンなセルフジャッジをする

3.素晴らしいプレーが出た時や素晴らしいラリーが続いた時には相手をたたえましょう

4.プレー中の他のコートにボールが入った場合、「ボールオン」(ボールが入った)を呼びかけて、タイムがかかってから取りに行く

5.他のコートからボールが入ってきたら、「ボールオン」(ボールが入った)をコールしてプレーをやり直す

6.プレー中、他のコートには入らない

7.ポイント間は時間をかけずスムーズにプレーする

8.ネットインボールを打ってしまった時や相手のボディー等にあたってしまった時は謝る

9.プレー中は大きな声はつつしむ。 特に相手のミスでポイントを取った時などのリアクションには配慮しましょう

リンクは協会からのメッセージです

マナー

まとめ

ピックルボールは、ルールと基本的な打ち方を覚えるだけで、1回の体験で試合ができる魅力的なスポーツです

特にテニス、卓球、バドミントンの経験者は、初めてのピックルボールでも驚くほどのプレーを楽しむことができます。

これから日本で大ブレークすることが間違いないピックルボールを、一足お先に楽しんでみてはいかがでしょうか?

コメント

  1. Britt_R より:

    You have remarked very interesting details!
    ps nice web site.Raise range

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